こんにちはチコリです。
2016年12月に帝王切開をして、双子の女の子を出産しました。
帝王切開を予定している方は「どんな傷跡が残るのか」「傷跡はキレイに治るのか」など、色々なことが気になりますよね。
帝王切開の手術直後は、びっくりするほど痛々しい傷跡が残ります。初めて自分の傷跡を見た衝撃は今でも忘れません…。
ただ、産後すぐに適切な傷跡ケアをすれば、傷が目立ちにくくなります。産後は本当に忙しくて大変だと思いますが、体が傷を塞ごうとするこの時期が勝負なのです!私は、幸運にも産院の先生おすすめの傷跡ケア用品『Lady Care レディケア(旧名 マムズケア)』を紹介してもらえたおかげで効果的なケアができました。
今回の記事では、これから帝王切開をする人・した人に向けて、『レディケアを使った私の口コミ』をはじめ『傷跡の経過写真』や『レディケアの使い方や使用時期(いつからいつまで)』などの情報をお伝えしたいと思います。
▼私が最初に使った『レディケア16(旧名 マムズケア)』はこちら。
帝王切開後の傷跡の『経過写真』
さっそくですが、『帝王切開をした私のお腹の傷の写真』を……公開します。
「術後1週間」「術後3ヶ月」「術後1年半」経過した時の画像です。
ちなみに、私は『縦切り』で双子を出産したので、お腹の真ん中に縦に傷跡が残っています。
※この下に貼ります。
↓↓↓
帝王切開後『1週間』の写真
手術後1週間で退院しました。
これは退院した日の写真です。
縫い目がはっきりと見え、表面はボコボコと凹凸があります。傷はしっかりと閉じ、乾燥しています。また、産後でも妊婦さんと間違われるほどお腹は出ています。実際に病院で間違われました 笑。
なぜか、縫い目の右半分の皮膚の色が赤黒いです…(^_^;)
※ちなみに、溶ける糸で縫っているので抜糸はありませんでした。
私はこの日から傷跡ケアを開始しました!
『3ヶ月』経過した写真
3ヶ月経過した時の写真です。傷痕ケアを開始して、スーッと傷の凸凹が引いていきました。わわー、妊娠線が… 汗
お腹の膨らみもだいぶ小さくなりました。
ちなみに妊娠線予防もだいぶ頑張りました。写真の妊娠線は予防ケアを頑張った結果です。気になる方はこちらへ↓
『1年半』経過した写真
帝王切開後1年半経過した、現在の写真です。
上の写真と比べると傷跡がとても綺麗になりました!
傷跡の長さは7.5㎝ぐらいです。お腹もぺたんとしてきたので目立ちにくくなっている気がします。
写真は、傷が写るようにパンツを下げていますが、実際には下着の上から3㎝ほどのぞいている感じです。部分的に綺麗になっているところと赤くミミズ腫れのようになっているところがあります。全体的に綺麗にしたかったので少し残念。。
なぜこのような傷の治り具合にムラができたのか…最後に考察しています↓↓。
ちなみに…帝王切開の傷跡は今でも稀にチクッと痛むことがあります。中学生のお子さんがいる方でも寒い時期など時々チクチクすることがあると聞きました。気にならない程度ですが、痛みが残ることはあるようですね。
以上が、帝王切開をしたお腹の写真です。
ここからは、実際に私が行った『傷跡ケアの方法』をご紹介します。
傷跡ケアをする時期(いつからいつまで)
一般的な傷跡ケアの開始時期は、傷跡が完全に乾燥した『術後2週間~1ヶ月経過した後』です。(私は少し早いですが、術後1週間から始めました。)
その後、『半年~1年』が傷跡ケアの有効期間になります。
術後1年以上経った傷に対しては、あまり効果が見られないようです。
産院の先生から『レディケア(旧名 マムズケア)』を紹介してもらう
きっと自然分娩できるだろうと思っていたため、傷跡ケアについては全く考えていませんでした。(会陰マッサージに力を注いでいました…^^;)
ところが、38週に差し掛かる頃に1人が逆子になってしまい、その翌日に「帝王切開」することに…。※二卵性双子で2人とも頭が下という条件がそろえば、自然分娩に挑戦させてくれる産院でした。
産後の入院中、傷の痛みに耐えながら赤ちゃんのお世話でバタバタしていると、手術後の回診で先生から「帝王切開の傷跡ケアにこんなのあるよー」と傷跡ケア用品『ギネマム レディケア16(旧名 マムズケア16)』を紹介してもらいました。回診の先生によっては紹介がないこともあったようで、ここで紹介してもらえたことはとてもラッキーでした。
※ちなみに、以前は『マムズケア』という名前でした。
▼ギネマム レディケア16(16cmタイプ)
このレディケア(マムズケア)は、現在サイズ違いで「3種類」あります。
私が紹介してもらった当初は『16㎝タイプ』しかなかったのでレディケア16を使っていました。ある時からレディケアの『12㎝タイプ』『8㎝タイプ』が発売されたので、産後4ヵ月ごろには傷が小さくなっていたこともあり『レディケア8㎝タイプ』に切り替えました。
▼ギネマム レディケア12(12cmタイプ)
▼ギネマム レディケア8(8cmタイプ)
下に、当時先生から教えてもらった『レディケアの情報』をまとめました。
- 今までのシールタイプとは違う新しい『シリコンゲルシートタイプ』。保湿力のあるゲルで傷を優しく包みます。
- データをしっかりとっているから信用できる。
- 全国多くの病院で推奨されている。
- 効果が認められているので、今後どんどん普及されそう。
これを教えてもらった私は、すぐにレディケアを購入しました!
レディケア(旧名 マムズケア)の『特徴』
上の写真が『レディケア』の外箱です。
そして、レディケアの中身はこんな感じです。
下の写真はレディケアをケースから「取り出した状態」です。こちらは使っていたものなので、少し色がくすんでいますが、新品はツルツルときれいです^^
ここで、私が調べたレディケアの特徴について簡単にまとめました!
簡単に使える
乾いた傷に貼り付けるだけ
傷跡の保護
弾力と厚みのある形状で、服の擦れなどからもしっかり保護。
安全性
アメリカ食品医薬品局(FDA)認可の医療用シリコーンゲルを使用。
かぶれにくさ
徹底的にこだわって作られている。
高品質
日本で製造から管理までを一貫。
経済的
繰り返し使える(試用期間の目安:1箱2枚入りで約2か月使用)
レディケアの『使い方』
レディケアの使い方はとても簡単です。『貼り付け方法』と『保存洗浄方法』の2つを写真付きで紹介します。
レディケアの『貼り付け方法』
①専用の取り出し用ヘラでゲルシートを持ち上げる。(上面が粘着面)
②ゲルシートを破らないようにゆっくりと取り出す。
③傷跡を覆うように貼り付ける。
私は、毎晩のお風呂の後に付けていました。
レディケアの『保存・洗浄方法』
①ゲルシートを剥がし、粘着面を石鹸等で優しく洗う。
②粘着面を上にした状態でケースにしまい、蓋をして自然乾燥する。
次は予め乾燥させておいたもう1枚のシートを使います。私はお風呂に入る前に取り外して洗っていました。洗浄で皮脂が取りきれないことがありますが、特に問題なく繰り返し使用できました。使用しているうちにだんだん白っぽくなります。粘着力が低下してきて、もう無理だなぁと思ったときに、買い替えていました。
さらに効果を高めるために『ケロコート』も購入
また、先生からレディケア (旧マムズケア)を紹介された時に、一緒にオススメされたのが『ケロコート』でした。
先生曰く「昔から定番の傷跡ケア用品で、信頼性も高く、レディケア と併用もできる」とのことでした。
レディケアもケロコートも値の張るものなので迷いましたが、傷跡ケアの効果がある1年間は「頑張った自分の体に最大限のケアをしよう」と決め、私は『ケロコート』も併用することにしました。
▼『ケロコート』はこちら。
『レディケア』を使った私の口コミ(良かった点・悪かった点)
先生が紹介してくださった『レディケア16』と『ケロコート』は、個人的にはとても効果があって良かったと思います。
毎日のケアが大変だろうとも思いましたが、使い方がとても簡単だったのでまったく苦にはなりませんでした。いつの間にか、レディケアの着脱はお風呂に入る時の習慣になっていました。
ここからは、実際にレディケアを長期間使って感じた「良かった点」と「悪かった点」を口コミします。
レディケアの『良かった点』
◆産後初期の傷口が猛スピードで回復
縫い目の凹凸が激しい初期の傷口が猛スピードで回復しました!これには驚きです!先ほどの写真の通り、ボコボコだった産後1週間の傷跡がみるみるうちに産後3ヵ月の傷跡のように平らになっていきました。
◆傷跡の色が薄くなり目立ちにくくなった。
全体的に傷跡の色が薄くなりました。母がお風呂上りの私の傷跡を見るたびに「ずいぶん綺麗になったねー」と言っています 笑 毎回言うので「ほんとに?」と思いますが…
◆毎日張り替える為、かぶれや異変に気付ける
私は特にかぶれなどはありませんでしたが、人によってはかぶれの心配もあるかもしれません。毎日お風呂で取り外して洗うので、傷跡の変化や異変を確認できます。
◆ウエストが圧迫される服装でも、傷口が擦れる心配がない!
厚みと弾力のある形状なので、ジーンズなどのウエストが圧迫される服装でも、衣服の擦れから確実に傷口を守ってくれます。(最後に書いていますが、むしろ衣服でレディケアが圧着されていた部分の方が治りが良かったです!)傷跡への直接の擦れはの治りに影響があるので要注意です!
◆ケロコートとの併用可!
ケロコートと併用できたので、より効果がUPしたのか?!と個人的には思っています。比較しようがないのですが、心配な方はやらないよりはやったほうがよいと思います。
レディケアの『悪かった点』
◆疲れた日は貼るのを怠ってしまった
毎日貼ろうと決めていたものの、育児でクタクタの日は、貼らなかった日もありました。。今思えば、怠けるときはレディケアの粘着力が劣ってきたころだったので…その時に早めに新しいのに切り替えるのがよかったかなと思います。新品でがんばろー!!と気持ちを上げればと、、、
◆粘着力が低下する
これは長く使いすぎていたせいもあると思います(貧乏性…)。ある程度使うと粘着力が低下するので、使いにくいなと思ったら、思い切って新しいのを開けるのがより効果的だと思います。↑のように貼るのをサボるのを避けるためにも!
◆お腹を曲げると肌から離れることがある
レディケアは、肌を保護する厚みがあるため、お腹を曲げた時に肌から離れることがあります。上の『良かった点:傷跡の色が薄くなり目立ちにくくなった。』に書きましたが、パンツやジーパンのウエストでいつも肌へ密着していたところの傷跡の色が薄くなっていました。「肌への密着」が傷の治りに非常に重要だと気付きました。腹巻やバンドなどでいつも肌から離れないよう固定するほうが効果ありと思います。
以上が、今回の帝王切開後の傷跡ケア用品に『レディケア(+ケロコート)』を使った私の口コミでした。レディケアのおかげで傷跡がとても薄くなり、その効果に満足しています。自分としても傷跡に最善を尽くせたと思います。
★レディケア考察!!1年半後の私の傷跡について
前にも書きましたが、1年半経過の写真をよく見ると、「色が薄くキレイになっている部分」と「赤くミミズ腫れになっている部分」があります。
色が薄くキレイになっている部分、まさに、「パンツのウエスト」とよく履いていた「ジーンズのウエスト」が当たってレディケアがいつも肌へ密着していたところでした!
お腹を折り曲げた時に、レディケアが弛んで肌から離れることが多々ありましたが、この部分はパンツとジーンズのお蔭でいつも肌に密着していました。傷にレディケアを常に密着させたほうがより効果的だと感じました。後々ここまで違いが現れるとは…今から傷跡ケアする人には「何が何でも密着命!」と伝えたいです!!
まとめ:帝王切開後の傷跡にレディケアを使った私の口コミ
以上が、『帝王切開の傷跡にレディケア(旧マムズケア)を使った私の口コミ』でした。
今回の内容をまとめると、下の通りです。
- レディケアは、初期の傷跡に効果的で劇的に改善した。
- ケロコートと併用するのがおすすめ。
- 粘着力が低下し、「使いにくいな」と感じたら新しいものをオープン。(貧乏性なのでなかなか難しかったですが、そうすべきだったと思います。)
- 効果的なポイントは、『いつも肌に密着させる!!』こと。私のお腹の写真の通り、治りに格段の差が付きます。本当に大事です。
とにかく産後は忙しくて大変ですが、産後のお風呂の習慣にレディケアの脱着を!私の傷跡にはとても効果的で、劇的に改善しました!
今回の記事が、これから帝王切開をする人、帝王切開をして傷口ケアに悩んでいる人の参考になれば嬉しいです!
▼私が帝王切開直後に使った『レディケア16』はこちら。
初めは傷跡も大きいので、全体を覆える「16cmタイプ」が良いと思います。
▼私が併用した『ケロコート』はこちら。
レディケアの「12cmタイプ」と「8㎝タイプ」はこちら。
▼ギネマム レディケア12(12cmタイプ)
▼ギネマム レディケア8(8cmタイプ)